代表挨拶
近年の多面的同時による探索スクリーニングの整備により、探索段階から活性と安全性が高く、薬物動態特性の良い新薬候補化合物を多く創出されてきたが、臨床段階での有効性の不足が新規医薬品の創製のボトルネックと言われてきた。そこで、最近は臨床有効性の高い新薬候補モダリティとして標的特異性が高い中分子(ペプチド、核酸)や高分子(抗体など)へとシフトしているが、それらの多くは従来の探索スクリーニングでは評価できないことが多く、新規の分析や評価および製剤技術などが求められている。他方、内部研究リソースの制約から外部のオープンリソースの活用が重要であるが、それらのリソースを効率的に統合できていない現状があります。
そこで、弊社は多様化しつつある新薬候補化合物に対する適切な評価技術と製剤化技術を橋渡しつつ、創薬開発を支援して参りたいと存じます。
代表 金 淳二
メンバー紹介
代表 金 淳二

1984年 小野薬品工業(株)製剤部門に入社
2002年 製剤研究所原薬評価グループヘッド
2003年 医薬品化学研究所創薬技術室
原薬評価グループヘッド
2007年 医薬品化学研究所創薬技術室長
2008年 創薬技術部長
2014年 創剤研究部長
2015年 CMC研究統括部リサーチフェロー
2019年 小野薬品工業(株)退職
2019年 立命館大学総合科学技術研究機構客員教授
2021年 岡山大学病院新医療研究開発センター
リサーチアドバイザー
2022年 東京薬科大学薬学部客員教授
2023年 創剤リサーチテック合同会社代表社員
副代表 高橋 雅行

1986年 東京薬科大学薬学研究科修士課程修了
1986年 第一製薬入社 製剤研究センター
1992年 同社新剤形研究センター
1995年 同社創薬基盤研究所
1996年 同社創剤研究所
2000年 同社創剤代謝研究所
2007年 三共株式会社と統合、第一三共へ転籍
同社薬物動態研究所
2011年 第一三共RDノバーレ株式会社へ転籍
2014年 同社分析センター長、創剤分析研究部長
2019年 同社フェロー
2023年 東京薬科大学薬学部客員教授
2023年 創剤リサーチテック合同会社・副代表